2011年7月19日火曜日

徒然0719:であります

外出していた嫁を迎えに行こうと、娘と出かける準備をしていた時の話。

久しぶりにキャップ以外の帽子でもかぶろうかと収納ケースからお気に入りの帽子をいくつか取り出したところ、何か臭い。よくよく考えればニット帽ならばまだしも、ハットやらの帽子のケアなんてロクにやっておらず、夏場に汗を吸収したまま仕舞っていたのでは、と気付いた。

その割には軽度の異臭で事なきを得ているだけまだ良いのかも知れないが、臭い物は臭い。居ても経ってもいられず、足下で僕の着替えを手伝っていた娘に聞いた。


「この帽子、クサいかな?」

「クンクン… くさいねぇー 」

「え、ちょっと待って!そんなことないよね?そこまでくさくないよね!?もっかい、もっかいニオい嗅いでみてよ!」

「クンクン… くしゃいっ!!」


…確かに帽子はクサいのだが、ここまではっきりと感想がもらえるとは思ってもいなかったし、何というか、一発目の「くさいねぇー」があまりにもシミジミとした回答で、まるで僕自身がクサいと言われているようで。

そりゃあ近い将来に「お父さんクサいから近寄らないで!」とか言われることは覚悟すべき事象ではあるだろうがまさか生後二年にしてそんなことを言われるとまでは思っておらず、大人げなく取り乱すは少し落ち込むわで、しばらく立ち直れなかった事もあり、更新をお休みしていた次第であります。

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