2010年7月26日月曜日

徒然0726

ちょっとした時間潰しにとペットショップに立ち寄った親子二人。ガラス越しで忙しく動き回る仔犬達に目を輝かせて釘付けになっていたので、次に店内にあるラブラドールレトリバーの等身大の置物まで連れていった。相手が人形ならば安心してスキンシップ取れる。

置物の前で「ヨシヨシしようね」とうながしたところ、娘は手を差し出して置物の鼻筋をなで始めた。僕はすかさず背後から「わん!」と言った。

ビクッとしたまま硬直して全く動かない娘の顔をのぞき込むと、今にも泣き出しそうな顔でグッとこらえていた。ここで完全に猛省。ごめんねごめんね、父ちゃんごめんね。

とにかくその場を取り繕い、今度は2人で置物を触ってなでて過ごしたが、先程の出来事以降、娘は僕の手をつかんで、まず最初に僕が置物に触るようにうながすようになってしまった。僕が置物に触って安全を確認した後に自分が触るようになってしまった。


…今回の件で結果的に用心深さを教える事になってしまったが、それとは別の大事な物を奪ってしまったような気がした。

まだまだ1歳の幼児だと思っていたがどうして。確実に成長しているんだなと改めて実感し、学ばされた。

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