徒然0831

学生時代は夏休みが終わることを嘆き、

社会人になったらなったで、

また明日から電車が混むのかと嘆いている。

結局いくつになっても嘆いてる。

8月31日はそんな日である。

徒然0818

親戚の結婚式の日。

久しぶりに顔を会わせた弟と従妹の旦那の3人で各々の子育て話などの雑談をしてた際にふと思い立ち、ケータイで2人の写真を撮ったところ、2人がすごくぎこちなくて不思議に思った。


「だって、ねぇ」

「そうそう」

「写真撮られる時は必ず子供が一緒だから」

「なんか落ち着かなくて」

「もはやどうやって写って良いのか、感覚が分からん」


2人とも父親としては全然先輩で、俺よりずっと先を歩いてるんだなと実感した瞬間だった。

徒然0810

「たまには俺にまかせて少し寝てなよ」などとかっこつけて6時に起きた娘のお守りを引き受けたまでは良かったものの、さすがに平日の疲れは溜まっていて30分経たずに力尽きリビングの床で寝てしまった。

時々、娘の動向が気になり何とか起きようとするものの意識は朦朧として身体はまったく動かなかった為、昨夜に娘が食べこぼした赤ちゃんスナックの欠片を拾っては口へ運び、拾っては口へ運んでいる娘の姿を認識するも、残念ながら注意することすら出来なかった。


…30分後、意識が完全に戻った僕は洗面所に行き、口の中に溜まった赤ちゃんスナックの欠片を吐き出し泣きながら口内洗浄した。

徒然0803

娘を寝かしつけている際、僕の生活音が原因でせっかく寝そうになった娘が起きてしまうということが多々あったので、最近は細心の注意を払うようにしてる。

先日の娘を寝かしつける時間も同様に、僕は息をひそめて台所の換気扇下で一服してたところ、娘を寝かしつけて戻ってきた嫁から「人として気配がないけど、大丈夫？」と言われた。


世のお父さんはこうやって存在感がなくなっていくのだと痛感した。